ジャザサイズ講師から、ダンス中に「あ、ごめん」がよく出ます。そう、振付を間違えるのですよ。でもね、ジャザサイズ講師は、凄い多重課題なのですよ。
ただ、多重課題のこなし方。女性と男性では違うな~、と思うことがあります。必然性の違いですかね?
ジャザサイズ講師の多重課題
私が今通っているジャザサイズは、講師と生徒が同時に音楽に合わせて踊るという方法です。なので、対面して講師が生徒の鏡となるように、左右反転して踊るのですから大変です。
ちょっと、講師の多重課題を分解してみました。
- 生徒とは左右逆に踊る
- 自分の手足とは逆の手足を動かしている生徒に、次の動きを指示する
- 間違った動きをしている生徒を見つけたら、指摘する
- カウントを取りながら、次の動きを指示する
- 1曲の中に2種類のパターン振付があり、それを説明しながら踊る
- 音楽に合わせて、生徒のモチベーションが上がるように掛け声を入れる
- 曲の終わりを予告する
ひゃ~、私なら頭の中がこんがらがります。講師は「プロなんだから、できて当然」とは、思えません。改めて、プロというのは凄いと感心するばかりです。
教室では、最前列にこの講師に10年以上師事したベテランの生徒が並びます。この方々は、例え講師が間違った振付で踊っても、全く動じません。正しい振付通りに動きます。
確かに、ジャザサイズは、簡単な振付の繰り返しで、講師の指示する言葉と動きを見ていれば、初見でもそこそこ体を動かすことはできます。とはいえ、新曲もあるのに、1回講師が踊りながら説明した振付をその場で覚えてしまうので、このベテランの生徒たちもまた、凄い方です。
とある男性の多重課題
多重課題と言えば、以前、仕事で一緒になった男性職員のことを思い出しました。
彼は、当時バツ2でした。彼は自分の身の上話をよくしており、2回の離婚の経緯も職場のだれもが知っていました。
そのうちの2回目の離婚原因が面白い(失礼ですかね。。。)のですよ。
子どもが小さい頃の話です。彼が歯磨きをしていると、他の家事で忙しい奥さんから「子どもが泣いてるでしょ!!あやして!!」と言われたそうです。
でも、本人は歯磨きをしているので、あやすことはできないと思ったそうです。それで、そう奥さんに言うと、「歯を磨きながらでも、ゆりかごを動かすことぐらいできるでしょ!!」としかられたそうです。
そして、奥さんは、歯を磨きながら、脚でゆりかごを動かすことを教えてくれたそうです。
この脚でゆりかごを動かす方法にはいろいろ意見があると思いますが、そこは置いといて、彼は不承不承、歯磨きをしながらゆりかごを動かして子どもの機嫌をとる方法を覚えたそうです。
でも、この話を聞いた子育て経験者はきっと気づくはず。
「この人、この後も一つ一つ言わない限り、きっと何も気づかない。。。」
そうです。その通りです。奥さんは、たまりかねて、家を出て行ったのです。ワンオペの育児は大変ですからね。
彼は出て行った奥さんを3回迎えに行ったそうですが、4回目はなく、あきらめて離婚となったそうです。
ちなみに、彼は3回目の結婚をしました。
3回目の奥さんは私の元同僚だった方です。なので、彼は多重課題ができないことは知っていました。それで、結婚したのですから、それなりの覚悟があったようです。でも、さすがに子どもができてからは、仕事はやめました。
まあ、彼の稼ぎはそこそこあったので、賢明な選択だったと思っています。
しかし、多重課題がこなせない不器用な人がなぜこんなにモテるのか、私にはちょっと不思議でした。
彼曰く、「男は同時に二つのことができない!」だそうです。まあ、そんな人は、問わず多い様な気がしますがね。
でも、仕事だったら、男女を問わずできるように努力しているような気もします。どうかな?
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