ペットのイベントお散歩ウォッチング

愛犬マリアのこと

 愛犬マリアと参加していた地元でのペットの定期的なイベントに「お散歩ウォッチング」というものがあります。「犬吉猫吉」という雑誌が主催しているのですが、ちょっとそれを紹介してみます。

写真撮影会

 毎月複数回、日曜日に犬の入場を認めている商業施設や公園等でプロのカメラマンに愛犬を写真に撮ってもらうイベントです。その写真はもれなく雑誌「犬吉猫吉」に掲載されます。そのため、愛犬にドレスを着せたり、人気アニメのコスプレをさせたりと、気合を入れた参加をされる方も大勢います。

 愛犬は、飼い主の望むような決してカメラ目線を送ってくれませんし、お行儀良くもしてくれません。でも、わが子を可愛らしく撮ってほしい思いから、必死に愛犬の名前を呼びます。呼ばれたわんこは飼い主に向かって走り出しますから、写真は撮れません。こんな様子は微笑ましくて楽しいですよ。

飼い主参加のイベント

 イベントはもちろんこれだけではありません。愛犬と参加できるレクリエーションだったり、フリーマーケットだったり、お楽しみ抽選会だったりして、参加者はここで休日を楽しみます。

待てレース

 「お散歩ウォッチング」で行われたイベントの一つに運動会があり、「待てレース」というものがありました。どんなレースかというと、飼い主から「待て」と言われて、どのくらい耐えられるかというものです。しかし、「待て」と言われて、わんこがじっと待っている姿を見ても、観客はちっとも面白くありません。当然、目の前におやつを置かれたり、飼い主が離れて、コマンドが効きにくい状況も作ったりして、わんこに試練を与えます。それに耐えて、最後まで飼い主の「待て」のコマンドを守れた子が優勝となるのです。

 このレースの見どころは、おやつを我慢するいじらしいわんこの姿だったり、飼い主の必死な声だったり、です。観客も楽しいですよ。

 マリアは犬としてのポテンシャルが低く、どんくさい子だったので、運動会のヒロインなど望むべくもなかったのですが、「待てレース」だけは優勝したことがありました。なぜ、マリアが優勝できたかというと、食に興味がなく、おやつは誘惑ではなかったからです。

犬友さんとの出会い

 参加者にとってのもう一つのお楽しみは、犬友さんに会えること。同じ犬種を飼っていることで知り合いになり、そこから広がる交友の場となります。まさに、愛犬が紡いでくれるご縁です。愛犬に対する親バカは微笑ましくあり、共通の話題を提供してくれます。

このイベントの後、犬友同士で食事に行ったり、バーベキューをしたりして楽しみました。もっと積極的なグループでは、旅行に行ったりもしているようです。 

マリアと参加した126回

 マリアとこの「お散歩ウォッチング」に初参加したのはマリア3歳の頃です。そこから、マリアが寝たきりになるまでの13年間で126回のイベントに参加しました。一度、地元のケーブルテレビの取材クルーにインタビューされたことがあるのですが、参加回数を答えて引かれたことがあります。

 でもね、126回というと大変な数のように聞こえますが、400回以上の参加で殿堂入りし、その後も参加回数を重ねている大先輩の方々からみればほんの若輩者です。

 「お散歩ウォッチング」での愛犬の写真は購入することができます。私は、この「お散歩ウォッチング」とそれに関連したイベントで撮影してもらった写真はすべて購入しました。その数、133枚です。計算してみると結構な金額ですが、それは考えないようにしています。( ´艸`)

 この写真は、イメージスキャナーで読み取って、デジタルフォトフレームで再生しています。写真をみると、どこで行われた撮影会か思い出すので、頭の体操にもなります。

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