銀歯を白い歯に替えたこと

私のこと
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 私、上下左右の臼歯がすべて虫歯です。そのため、ちょっと口を開けると銀歯がギラリ。これがコンプレックスでした。それで、定年退職を機に、銀歯をすべて白い歯にかえたのです。

虫歯のこと

 1日に3回の歯磨きをしているのですが、磨き方が悪いのかよく虫歯になります。で、見つけるとすぐに治療に行きます。

 「歯が痛いなんて耐えられない」と真剣に思うくらい恐怖を感じます。そして、歯科治療中の仮の詰め物が入っている状態も嫌い。治療の時にはその旨説明して、できるだけ早くとお願いしてきました。(とはいえ、できないことはできませんけどね)銀歯が取れることも耐えられない。すぐに歯科に行きます。

 口の中については神経質なんです。

白い歯にかえる決心

 定年退職をして、再任用の職場はシフト制だったため、平日にお休みが結構ありました。それで、長年の希望だった銀歯を白い歯に無理なくかえることができたのです。

白い歯は自由診療

 虫歯治療は健康保険が使えますが、セラミックなどの白い歯を入れる場合は基本的に保険が使えませんよね。健康保険が使える治療を保険診療、使えない治療を自由診療と言います。今まで保険診療で虫歯治療をしてきましたので、上下左右の臼歯が虫歯になり、口を開けると「銀歯がキラリン」だったのです。

 思い切って白い歯を手に入れることにしました。

治療をしてもらう歯科医院の選定

 現役で仕事をしているときに、一度別の歯科医院に相談したことがありました。この時は、セラミックの歯が出来上がるのに1週間程度を要し、すべて終了するには3か月程度かかるといわれて、仕事が忙しく、平日の昼に時間が取れないため、もっと期間を要すると考え、断念してしまいました。

 そうこうしているうちに、銀歯が外れたときに、偶然見かけた看板で「詰め物が外れたら、その日に治療」という文言が目に入りました。「今度はここに行ってみよう」そう思って、外れた銀歯を持ってその歯科医院に行きました。これを詰めるのだろうと思って。

初めて行った歯科医院

 その歯科医院では外れた銀歯を詰めなおすのではなく、その場で詰め物を入れてくれました。それも白い歯で。これは強化プラスチックだそうです。歯も部位によっては保険診療で白い歯が入れられるとの説明でした。

 また、今まで虫歯治療をして詰め物をいれると、なかなか噛み合わせの調整ができず、時間を要していました。しかし、この歯科医院では噛み合わせの調整が1回でうまくいったのです。

 この2つのことで、私とこの歯科医院は相性がよさそうだと思い、銀歯を白い歯に入れ替えたいとの相談をしました。そうすると、1日2本ずつ銀歯を外し、白い歯をその日のうちに入れることの繰り返しでうまく予約が入れば、1か月程度で終了することになるとのことでした。そのうえ、歯の部位によっては保険診療が可能というのです。

白い歯の治療計画

 これは、長年の希望だった白い歯に変えない理由はありません。治療計画が立案できたら、具体的治療開始日を決めることとなりました。

 私が治したい歯は全部で16本でした。

 治療計画では、16本のうち14本は強化プラスチックを入れ、そのうち5本は保険診療で可能だそうです。そして、残りの2本は残った歯が小さいのでセラミックを入れなければならないとこことで、その時のみ仮歯の期間が発生するというものでした。

 それから、週1回の治療を開始させ、予約の関係で2か月弱かかりましたが、私が望んだ白い歯になりました。仮歯の期間も2日程度で大満足でした。

歯の健康

 政府は2022年「骨太の方針」で、「国民皆歯科健診」の導入を検討し、歯の健康には注目が集まっています。しかし、歯科医は人口に対し飽和状態で、年中無休で診療したり、会社勤めの方が受診しやすい夜間診療のみに特化した歯科医院も増えてきました。それでも年収300万円に達しなかったり、廃業したりする歯科医もいると聞いています。

 そんな中、この歯科医院は患者が多く、大繁盛でした。虫歯の治療が1日で終わるのであれば、皆さんここを選びますよね。そして、治療が終わった患者に対し、歯科衛生士によるフォローアップが充実しており、歯の健康を守り、患者を逃さない仕組みになっています。

 経営戦略が明確のように思います。

 私の場合は、自由診療分の白い歯には5年間の保証がついているのですが、3か月ごとの保険診療によるメンテナンスが条件になっています。私にとっては、このメンテナンスのおかげで、他の歯の健康も維持できるので安心です。

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