愛犬マリア(享年16歳)へ手編みニットはたくさん編んできました。今日は、マリアの着画と一緒に少しご紹介します。
市販本のデザインを編んだもの

一番最初に編んだニットは、マリアが6か月の頃です。
このピンクのセーターは、市販の本のデザインです。とても、シンプルなものです。ついでに帽子も編んだのですが、写真に残っていませんでした。
私はニットには袖を付けるか飾り編みを付けます。どうしても、棒編みは両端がきれいにならないことが理由です。
ただ、袖が嫌いなわんこも多い様ですね。マリアも最初嫌がりましたが、腕周りにジャストフィットすると、嫌がらなくなりました。わんこニットはサイズが大きいと、伸びる分自分で脱ぎやすいという特徴があります。完全に脱いでしまうとよいのですが、中途半端に脱いでしまうと、足が引っかかってけがの原因になるので、注意が必要です。

これは、マリア7か月のお正月です。
母と一緒に温泉町に旅行した時、着せていました。市販本のデザインです。スカート部分がめくれあがっているのが難点ですね。
道行く人から「かわいい」とたくさん声をかけていただきました。
2歳違いの姉に「百人くらいの人から『かわいい』って言われた~」と自慢したら、「また~オーバーなんだから」と信じてもらえませんでした。そうすると、日ごろから冗談を言わない母親が真顔で「ホント、ホント」といったくらいです。
愛犬家にとって、わが子に「かわいい」と言われることほどうれしいことはありませんよね。

これは、既成デザインで身頃が終わるところで、増し目をしてギャザースカートにしているものです。市販本の写真では、きれいにギャザーが出ているのですが、この写真ではギャザーが出ていませんよね。そして、スカート部分がめくれあがっています。
おそらく、糸の問題と思いますが、ニットは伸縮性があるため、「ただ増し目をするだけでは、思うようなデザインにならない」というのが私の結論です。
既成デザインに工夫を加えてみた

これは、マリア2歳の冬です。
これは、市販本のデザインのセーターのデザインにスカートを編み加えたものです。背中の白い部分はハートマークです。
私は、愛犬のニットには基本的に編み込みはしません。理由は、着脱の際、渡り糸(2色以上の糸を使ってニットを編む際、休んでいる糸を次に編むまで渡しているもの)が爪に引っかかって危険だからです。このデザインは編み込み部分が大きく、渡り糸を作らなくても編むことが可能でした。
フルオリジナルニット

そして、最初のフルオリジナルのニットがこれです。突然、ニットにレースを付けるというデザインが頭に浮かんで、思いつくままに編んだものです。
私は「ベルサイユのばら」世代です。趣味である観劇のきっかけとなったのが宝塚歌劇の「ベルサイユのばら」ですので、レース、リボン、フリルが好きです。
同じアラ還世代の犬友さんは、キャンディキャンディが好きで、やっぱりフリル・レースが好きです。
私は、小型犬にはフリルやレースが特に似合うと信じています(笑)
私はこのデザインの清楚な感じが好きです。デザインとして可愛くするため、スカートと身頃の長さが1対1くらいにしています。しかし、マリアは足が短いドアーフ体形だったため、スカートを踏みつけそうでした。安心してマリアに着せることのできる手作りニットにするため、いろいろ考えるようになりました。
マリアへの最後の手作りニット

これは、自分のために編んだ「糸遊び」という作品にインスパイアされて、マリア用のニットをデザインしました。マリアとお揃いで着たいと思って編んだものです。
しかし、マリアはこれを着ることなく虹の橋を渡ってしまいました。とても残念です。
手作りはいろんな楽しみがありますよね。私にとっては愛する者への愛情表現の手段だったと思います。マリアにとっては、着せ替え人形にさせられていたので、「またかよ」と思っていたかもしれません(笑)