今年1月、愛犬が16年8か月の生涯を閉じました。名前はマリア。ロングコートチワワの女の子です。私は、ペットロスにどっぷりつかりました。
ペットロスの辛い心情
ペットロスって、必ずしもすぐ陥るものではないようですね。(少なくとも私は。。。)半年たって、何とも言えない喪失感、言いつくせない罪悪感(あれをしてあげればよかった、こんなことをして申し訳なかったetc)が強くなってきました。そんな辛い心情を、マリアが紡いでくれた縁で犬友さんに想いを聴いてもらっています。(マリアありがとう。ママは今でもたくさんの贈りものをあなたからもらっているよ!)
犬友さんに話を聞いてもらっているときには、心が落ち着きます。犬友さんの愛犬を亡くした体験談から、今何を感じるかなどを伺うと、元気をもらえます。でも、しばらくするとやっぱり辛くなることがあり、涙が出ます。
模様替え
とは言え、めそめそしているだけでは、うっとおしいおばちゃんになってしまいます。マリアが虹の橋を渡ってから、マリアを身近に感じるために、家の模様替えをし、遺骨は手元供養にして、写真を今まで以上にかざりました。でも、それだけでは心は癒されませんでした。
古いデジタルフォトフレームで写真を常時再生
写真はスマホやタブレットで見ることは可能です。しかし、自分が見たいと思って操作しない限り、見ることはできません。そこで、デジタルフォトフレームで写真をず~っと流し続けてみることを思いつきました。そうしたら、生前と同じようにふと目を向けたときにマリアの笑顔を見ることができる、そう考えたのです。いつも同じ表情の写真ではなく、「数秒ごとに変わる写真なら、違うかも。」そう考え、10年くらい前に姪っ子からプレゼントされたデジタルフォトフレームを使ってみました。
再生してみると、画面が小さくちょっと残念な状態に。また、スペックも基本的機能があるだけで、今の私には、ちょっと満足できませんでした。
新しいデジタルフォトフレームの購入
もっと画面が大きく、機能が充実している機種はないのか?そう思ってネットを検索すると、希望の機能を備えた製品がありました。
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大きな画面
早速購入して、再生すると、あら不思議。古いデジタルフォトフレームだと小さくしか再生できていなかった画像が、15インチの画面いっぱいで見ることができるのです。15インチは存在感があり、スマホの画面で見慣れていた写真でも拡大されると、また違って見えます。
新旧のデジタルフォトフレームを並べて比べてみました。
ファイル名表示
米寿を迎えた母にマリアの写真を見せていたた際、「写真に旅行先がわかったらいろんなことを思い出して楽しいのにね」と少し残念そうにしていました。
このデジタルフォトフレームは、ファイル情報を表示できる機能がありました。画面をタッチすると、ファイル名が表示されます。そのファイル名を撮影日時と場所に書き換えておくと、母が願った旅行先がわかります。必要な時に知りたい情報がすぐに取り出せることは、思い出も色濃くなると思います。
愛犬との16年の生活で撮りためたものや友人や家族からもらったものを含めて、写真は4,200枚を越えます。これが多いのか少ないのかわかりませんが、記憶が薄れないうちに、ファイル名を変更しています。
人感センサー機能
人感センサーのおかげで、リビングルームにいる間はマリアの姿を常に感じることができます。不在時の電源ON、PFFの必要がなくなりました。
焼き付けた写真は安定していい顔ですが、ランダムに再生される写真は違った表情を見せてくれます。マリアが身近に感じられるようになりました。
動画再生機能
撮りためた写真のほかに動画もたくさんあります。
マリアの写真を整理する際、PCでは動画の拡張子がそれぞれ違うことで連続再生できないという面倒なところがありました。もちろん、動画編集をすれば連続再生も可能になるかもしれませんが、今私にはそのスキルがありません。しかし、このフォトフレームでは動画の連続再生が可能です。
マリアの元気な頃の動画に、簡単にアクセスができるようになりました。
まとめ
新しいデジタルフォトフレームを購入してよかった機能をまとめると、以下のとおりです。
- 小さな写真でも大きく再生でき、存在感を感じる
- 人感センサーでいつも愛犬を感じることができる
- ファイル名を表示することで思い出の確認ができる
- 動画再生機能で観たいときにすぐアクセスできる
ペットロスは、人それぞれとは思いますが、克服の参考になれば幸いです。